九品の台(読み)クホンノウテナ

精選版 日本国語大辞典 「九品の台」の意味・読み・例文・類語

くほん【九品】 の 台(うてな)

  1. くほんれんだい(九品蓮台)
    1. [初出の実例]「四十八間に四十八の燈籠をかけられたりければ、九品の台目の前にかがやき」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む