九品寺流(読み)くほんじりゅう

精選版 日本国語大辞典 「九品寺流」の意味・読み・例文・類語

くほんじ‐りゅう‥リウ【九品寺流】

  1. 〘 名詞 〙 浄土宗一派。鎌倉中期、九品寺覚明房長西(かくみょうぼうちょうさい)が立てた一流派。長西は、はじめ法然に師事したが、その滅後、出雲路住心や栄西に師事し、諸行本願と臨終発定の説を唱えた。現在は絶えてない。九品寺義。九品寺派。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android