デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長西」の解説 長西 ちょうさい 1184-1266 鎌倉時代の僧。元暦(げんりゃく)元年生まれ。法然に師事し,その四国配流にもしたがう。念仏以外の諸行も本願の行とする諸行本願義をとなえる。京都に九品(くほん)寺をひらき,浄土宗九品寺流の祖とされた。文永3年1月6日死去。83歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。俗姓は藤原。号は覚明(かくみょう)房。著作に「浄土依憑経論章疏目録」「念仏本願義」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例