滅後(読み)メツゴ

精選版 日本国語大辞典 「滅後」の意味・読み・例文・類語

めつ‐ご【滅後】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほろびたあと。滅亡した後。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「羅馬の滅後より今日に至るまで」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉緒言)
  3. 入滅後。死後。特に釈迦など仏の死後をいう。
    1. [初出の実例]「仏の滅後に、提婆菩薩と申ひじりおはしけり」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月九日)
    2. [その他の文献]〔遺教経〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む