乱川村(読み)みだれかわむら

日本歴史地名大系 「乱川村」の解説

乱川村
みだれかわむら

[現在地名]天童市乱川

南は押切おしきり川、北は乱川によって挟まれた羽州街道沿いの集落。安政元年(一八五四)訴状(小座間文書)に「当村之儀は、往昔川原子村西字山口西取上と申場所ニ家作住居罷在候処、中古往還筋御引替ニ付引越仰付られ、追々引移候村方ニこれ有り」とあり、近世初頭に川原子かわらご村西から引移ったことが知られる。南は押切川を隔てて久野本くのもと村、北は乱川を隔てて神町じんまち(現東根市)。寛永一三年(一六三六)の保科氏領知目録では高一一六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む