乱離粉灰(読み)らりこっぱい

精選版 日本国語大辞典 「乱離粉灰」の意味・読み・例文・類語

らり‐こっぱい‥こっぱひ【乱離粉灰・羅利骨灰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ちりぢりに離れ散ること。散々な有様になること。めちゃめちゃになること。また、そのさま。だいなし。らりこはい。らりこくたい。らり。
    1. [初出の実例]「こなたにかかって大勢がらりこっぱい、夫程に死たくば見遁してやりもせうが」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)五)

らり‐こはい‥こはひ【乱離粉灰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =らりこっぱい(乱離粉灰)
    1. [初出の実例]「木の葉をはらりこはいなる嵐哉」(出典:俳諧・続連珠(1676)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む