亀の原窯跡(読み)かめのはらようせき

日本歴史地名大系 「亀の原窯跡」の解説

亀の原窯跡
かめのはらようせき

[現在地名]玉川村玉川 日野原

南比企丘陵と玉川台地が接する西向きの傾斜地に立地する。南比企窯跡群に属し、最も北縁に位置する支群の一つである。当窯跡の周辺には、いずれも九世紀代の操業と考えられる日野原ひのはら遺跡一号窯跡や将軍沢しようぐんざわ窯跡群(現嵐山町)の西側の支群がある。昭和三二年(一九五七)から同三三年にかけて六基が調査された。構造は一号、三―六号窯が地下式無段登窯、二号窯が半地下式無段登窯で、生産品は二号窯が瓦を主体とし、そのほかの窯は須恵器を主体に焼成していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 出土

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む