操業(読み)ソウギョウ

精選版 日本国語大辞典 「操業」の意味・読み・例文・類語

そう‐ぎょうサウゲフ【操業】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 心がけと仕事。〔劉孝儀‐為江侍中薦士表〕
  3. 作業をすること。主に、機械を動かして作業をしたり、船上で作業をしたりすることにいう。
    1. [初出の実例]「出校の後は、終日此操業に従事し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
    2. 「粗紡、精紡職工の操業せる工場の如きは」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「操業」の読み・字形・画数・意味

【操業】そうぎよう(さうげふ)

操行。梁・劉潜〔江侍中の為に士を薦むる表〕伏して見るに、鎭北府水曹參軍濟陽の江興、~身を立つること貞白、操業。頗(すこ)ぶる書記り、彌(いよいよ)刀筆に閑(なら)ふ。

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