事欠き(読み)コトカキ

デジタル大辞泉 「事欠き」の意味・読み・例文・類語

こと‐かき【事欠き】

ある物が不足したり欠如したりしていること。また、物がなくて不自由すること。
「昔は天子諸侯師匠といふ者あり。今はなし。…これそ―の第一なるべきか」〈仮・清水物語
間に合わせ。
「夜半油をきらして、女房の髪の油を―にさすなど」〈浮・永代蔵・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android