事立つ(読み)コトダツ

デジタル大辞泉 「事立つ」の意味・読み・例文・類語

こと‐だ・つ【事立つ】

[動タ四]いつもとは違ったことをする。改まったことをする。
正月むつきなれば―・つ、とて大御酒おほみきたまひけり」〈伊勢・八五〉

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精選版 日本国語大辞典 「事立つ」の意味・読み・例文・類語

こと‐だ・つ【事立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 常とは変わる。改まる。
    1. [初出の実例]「神我天神地祇を率ゐいざなひて必ず成し奉らむ。事立に有らず、銅の湯を水と成し、我が身を草木土に交へて、障る事無くなさむと」(出典:蓬左文庫本続日本紀‐天平勝宝元年(749)一二月二七日・宣命)
    2. 「む月なれば事だつとて、大御酒たまひけり」(出典:伊勢物語(10C前)八五)

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