事典 日本の地域遺産 「二十間道路桜並木」の解説
二十間道路桜並木
「北の造園遺産」指定の地域遺産〔第16号〕。
1903(明治36)年宮内庁所管の新冠御料牧場を視察する皇族方の行啓道路として造成され、当時「中央道路」といわれた。幅20間(36m)、延長約8kmの広い道路。のち「二十間道路」と呼ばれるようになった。1916(大正5)年当時の牧場職員が近隣の山々からエゾヤマザクラなど約1万本(現在約3千本)を移植したといわれ、日本最大の桜並木である。桜の名所として「日本の道百選」「桜の名所百選」など多数認定さている
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報