コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

二酸化セレン にさんかセレンselenium dioxide

世界大百科事典 第2版の解説

にさんかセレン【二酸化セレン selenium dioxide】

化学式SeO2。セレンを6規定硝酸に溶解して亜セレン酸H2SeO3をつくり,これを熱分解するか,セレンを空気または酸素気流中で燃焼させると生ずる。無色揮発性の固体。比重3.95(16℃),融点340℃,317℃で昇華しはじめる。気体では対称折線形構造をとり,結合間隔は1.61Å。結晶中ではSeとOが正四面体に似た状態で交互に連なる無限鎖構造である(図)。水に溶けて亜セレン酸になる。還元されやすく,アンモニアガスや,硫酸溶液中では二酸化硫黄によって還元されてセレンになる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

二酸化セレンの関連キーワードニンヒドリンジアセチルセレン酸

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android