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二酸化炭素吸収材料 にさんかたんそきゅうしゅうざいりょう carbon-dioxide absorbing materials

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知恵蔵2015の解説

二酸化炭素吸収材料

二酸化炭素〈CO(2)〉を吸蔵し、放出できる材料で、Li(2)ZrO(3)、LiFeO(3)、Li(4)SiO(4)などのリチウム系複合酸化物やBa(2)TiO(4)(オルソチタン酸バリウム)などがある。1リットルの容器に満たしたBa(2)TiO(4)は、550〜750℃で100リットルのCO(2)を約5分で吸収することから、高温のガスを放出する火力発電所や工場などでの利用が可能である。さらに、800℃以上で吸収したCO(2)を放出する性質を持つことから、CO(2)を可逆的に吸放出できる材料として注目されている。世界的な電力需要や工業のさらなる発展に際し、発電所や工場で発生するCO(2)が大気中に広がる前に、CO(2)を分離・隔離できる技術として今後の開発が期待される。

(岡田益男 東北大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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