最新 地学事典 「二重反射」の解説
にじゅうはんしゃ
二重反射
second multiple reflection
反射法・音波探査で発振された波動が,地表または海なら水面を除き2回反射して観測されたもの。ある反射層と地表または水面の間を2回往復した二重反射は,1回のほぼ2倍に近い走時になる。2回目の反射層が違ってもよい。海底B, 反射面Aの二重反射の相としては2B, A+B(B+Aと同じ),2Aがある。海底は反射係数が地層より大きいので2Aはほかより弱いことが多い(泥質海底で例外あり)。薄い層間の二重反射や浅い地表,海水面による反射はふつう二重反射と呼ばない。
執筆者:中条 純輔
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

