日本歴史地名大系 「五位山」の解説 五位山ごいやま 京都市:右京区法金剛院村五位山法金剛(ほうこんごう)院背後の低い丘。「山城名勝志」に「在法金剛院境内、号五位山、又称内山」とあり、法金剛院境内にあることから内山(うちやま)ともよばれた。山頂に古墳があったが、その古墳について「続日本後紀」承和一四年(八四七)一〇月一九日の条には「授双丘東墳従五位下、此墳在双丘東、天皇遊猟之時、駐蹕於墳上、以為四望地、故有此恩」とあり、五位山の名称の由来が知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by