五分櫛(読み)ごぶぐし

精選版 日本国語大辞典 「五分櫛」の意味・読み・例文・類語

ごぶ‐ぐし【五分櫛】

〘名〙 江戸時代、元祿年間(一六八八‐一七〇四)のころに流行した、背の厚さが約五分(約一・五センチメートル)ほどの櫛。
浮世草子好色五人女(1686)三「金鬠(きんもとゆひ)にて結(ゆは)せ五分櫛(ごブグシ)のきよらなるさし掛」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android