五十公野(読み)いじみの

日本大百科全書(ニッポニカ) 「五十公野」の意味・わかりやすい解説

五十公野
いじみの

新潟県北部、新発田市(しばたし)の一地区。旧五十公野村。旧会津街道の宿場町で、第二次世界大戦前まではみごとな松並木が残っていた。五十公野丘陵の南端には、1598年(慶長3)溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)が新発田城主となったとき、城が完成するまで滞在したという五十公野御茶屋(奉先堂茶寮。県文化財)がある。庭園は旧新発田藩下屋敷(清水谷御殿)庭園および五十公野御茶屋庭園として国の名勝に指定される。1984年(昭和59)3月国鉄赤谷(あかたに)線は廃止され、バスが通じる。

[山崎久雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む