改訂新版 世界大百科事典 「溝口秀勝」の意味・わかりやすい解説
溝口秀勝 (みぞぐちひでかつ)
生没年:1548-1610(天文17-慶長15)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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(長谷川弘道)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
…中世以来の海賊衆は諸大名の被官となって水軍に組織されていったが,その配下で直接の労働に従事していた漁師たちは,武装解除のうえ百姓身分として確定され,小規模漁業を営む専業者となっていく。 刀狩令の実施は,秀吉から新たに知行をあてがわれ,それぞれの地域で領主権の確立につとめていた大名にとって好都合であり,たとえば加賀の溝口秀勝の領国では,わずか1ヵ月のうちに刀・脇差など4000点近くの武具が集められた。奥州のような征服地では,検地の施行とならんで武具改めが実施されている。…
…市域の東部は飯豊(いいで)山系,西部は加治川などのつくる扇状地,およびその前面に広がる沖積低地からなる。中心市街地は近世初頭,溝口秀勝が入封し,新発田藩の城下町として発達した。当時,付近には低湿地が多かったため,歴代の藩主は治水,干拓,新田開発に努め,その後穀倉地帯が形成された。…
…越後国(新潟県)蒲原郡新発田に居城した外様の中藩。1598年(慶長3)溝口秀勝が加賀国大聖寺城から移され,蒲原郡において6万石を与えられて成立した。以来12代,274年間,大名の交代なく維新を迎えた。…
※「溝口秀勝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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