五十地新田(読み)ごじゆうじしんでん

日本歴史地名大系 「五十地新田」の解説

五十地新田
ごじゆうじしんでん

[現在地名]中之島村六所ろくしよ

三右衛門さんえもん興野村の南にあり、同村枝郷。元禄一一年(一六九八)の新田年号并枝村方角道法付(新発田市立図書館蔵)は寛永一四年(一六三七)の開発と伝える。明暦三年(一六五七)とされる山通島通新田石高帳御高付(同館蔵)に高二九石五斗余とある。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によると物成高三一石八斗余、家数一一・人数七二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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