デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三右衛門」の解説 三右衛門 さんえもん ?-? 江戸時代前期の農民。摂津(大阪府)野里村の人。慶長19年(1614)大坂夏の陣で堺に出兵した豊臣方に対抗して茨木から堺へむかう200人の片桐且元(かつもと)の軍を,近隣の住民800人をひきいて神崎(かんざき),伊丹(いたみ)(ともに兵庫県)でやぶる。のち徳川家康にとがめられるが,豊臣の恩をわすれぬ義がみとめられ,ゆるされた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例