日本歴史地名大系 「五谷村」の解説 五谷村ごのたにむら 富山県:砺波市五谷村[現在地名]砺波市五谷(ごたに)寺尾(てらお)村の南、谷内(やち)川上流部の鉢伏(はちぶせ)山の山麓にあり、凝灰岩層から湧き出る水に恵まれる。元和五年(一六一九)の家高新帳には「五の谷」とあり、かなや組に属し役家数九。正保郷帳には五(ご)ノ谷三(たにさん)ヶ村・伏木谷(ふしきだに)村と一括され高一二一石余、田方六反・畑方七町五反余。元禄一四年(一七〇一)の村名由来書(川合家文書)によれば五ノ谷村・伏木谷村・川内(こうち)村は初め五ノ谷三ヶ村と称し、その後三つに分村したとされ、明暦二年(一六五六)の村御印留では五之谷村とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by