精選版 日本国語大辞典 「五霊膏」の意味・読み・例文・類語
ごれい‐こう‥カウ【五霊膏・五霊香】
- 〘 名詞 〙 近世、用いられた眼薬の名。特に江戸本町四丁目益田から売られたものが有名。ごりょうこう。
- [初出の実例]「自庭田目之薬被所望之間、五霊膏一貝遣之」(出典:言継卿記‐天文二一年(1552)正月一〇日)
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...