井出下村(読み)いでのしたむら

日本歴史地名大系 「井出下村」の解説

井出下村
いでのしたむら

[現在地名]庄内町阿蘇野あその 井手下いでしたなど

花牟礼はなむれ山東麓に位置し、北は上重あげじゆう村。直入なおいり郡に属し、岡藩領阿蘇野組(農民一揆)正保郷帳に村名がみえ田高七〇石余・畑高九三石余、阿蘇野郷に所属。旧高旧領取調帳では高二〇八石余。天平勝宝六年(七五四)正覚律師が霊託を受け建立したと伝える花牟礼大明神、享禄―天文年間(一五二八―五五)頃の建立とされる五条天神、岡藩主から六斗三升九合の社領を寄進された八社大明神(現阿蘇野神社)があった(豊後国志・地方温故集)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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