井出郷(読み)いでごう

日本歴史地名大系 「井出郷」の解説

井出郷
いでごう

和名抄」高山寺本・流布本ともに「井出」と記し、訓を欠く。建長七年(一二五五)の伊予国神社仏閣等免田注進状案(国分寺文書)に郷々祈田として「井出郷 一丁五反二十歩」とみえる。


井出郷
いでごう

「和名抄」高山寺本は「為弖」と訓じ、東急本は訓を欠く。「日本地理志料」は「為」と読む。長元三年(一〇三〇)の「交替実録帳」に「井出郷弐拾参町伍段」とある。現群馬町の井出を遺名とみる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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