井華集(読み)セイカシュウ

デジタル大辞泉 「井華集」の意味・読み・例文・類語

せいかしゅう〔セイクワシフ〕【井華集】

江戸後期の俳句集。2巻。高井几董たかいきとう著。寛政元年(1789)刊。上巻春夏下巻秋冬の句を収めた自撰句集。

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精選版 日本国語大辞典 「井華集」の意味・読み・例文・類語

せいかしゅうセイクヮシフ【井華集】

  1. 俳句集。二冊。几董(きとう)著。寛政元年(一七八九)刊。明和七年(一七七〇)から天明七年(一七八七)に至る自作うちから佳句八二三を選び、上巻に春夏、下巻に秋冬の句を収めて刊行したもの。

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世界大百科事典(旧版)内の井華集の言及

【几董】より

…作風は繊細な感覚を生かして,巧緻である。編著はほかに《から檜葉》《桃の雫》《蕪村句集》《新雑談集》《点印論》などがあり,発句は《井華集》にまとめられている。〈絵草子に鎮(しず)おく店や春の風〉(《井華集》)。…

※「井華集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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