亜励起電子(読み)アレイキデンシ

化学辞典 第2版 「亜励起電子」の解説

亜励起電子
アレイキデンシ
subexcitation electron

周囲媒体である原子,あるいは分子の最低電子励起エネルギーよりも小さい運動エネルギーをもつ電子. 高エネルギー電子が熱平衡化するまでには必ず通過する. 媒体が分子の場合, このような電子はせいぜい0.1 eV 程度振動エネルギーを励起するにとどまる. その減速過程にはまだ不明な点が多い.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む