最新 地学事典 「亜鉛スピネル」の解説
あえんスピネル
亜鉛スピネル
gahnite
ZnAl2O4 スピネル上族の鉱物。オキシスピネル族,スピネル亜族に属する。正スピネル構造,立方晶系,空間群Fd3m。格子定数a0.8062nm。硬度7.5~8,比重4.62。ガラス光沢,暗青緑・黄・褐色,条痕灰色。屈折率n1.790。Gaを微量含むことあり。通常Znを相当量のFe, Mgが置換し,ZnとMgは全域にわたって固溶体をつくる。AlはFe3+で置換されるが,その範囲は限られている。主としてペグマタイト,米国のFranklinのような鉱床などに産出する。スウェーデンの化学者J.G.Gahnにちなんで命名。
執筆者:嶋崎 吉彦
参照項目:スピネル
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

