交差アルドール縮合(読み)コウサアルドールシュクゴウ

化学辞典 第2版 「交差アルドール縮合」の解説

交差アルドール縮合
コウサアルドールシュクゴウ
crossed-aldol condensation

アルドール縮合うち,異なるカルボニル化合物間で起こる反応をさす.医薬品などのファインケミカルズの製造過程において,炭素-炭素結合を形成する際にしばしば利用される反応の一つでもある.反応生成物のβ-ヒドロキシカルボニル化合物は,反応条件により,脱水されてα,β-不飽和カルボニル化合物を与える.

  R1COCH2R2 + R3COR4 R1COCHR2C(OH)R3 R4

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む