人は落目が大事(読み)ひとはおちめがだいじ

精選版 日本国語大辞典 「人は落目が大事」の意味・読み・例文・類語

ひと【人】 は 落目(おちめ)=が大事(だいじ)[=の志(こころざし)

人は零落して落目になったときこそ、その人の運命のわかれ道が決まる大事な時だから、特に援助してやらなければいけない。また、自分でも慎重に行動しなくてはならない。
浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中「人はおちめの心ざし。これ此餠は正月の、在所へやらふと思へ共」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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