人偏(読み)ニンベン

デジタル大辞泉 「人偏」の意味・読み・例文・類語

にん‐べん【人偏】

漢字の偏の一。「仏」「仲」などの「亻」の称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人偏」の意味・読み・例文・類語

にん‐べん【人偏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 漢字の偏の一つ。「仁」「化」「俗」「働」などの「亻」の部分をいう。この偏をもつ字の大部分は、字典で人部に属する。
    1. [初出の実例]「にんべんの倭の字は、和と同じ事也」(出典:正徹物語(1448‐50頃)上)
  3. 数字の「二」をいう、魚商符丁

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android