人工放射線(読み)ジンコウホウシャセン

デジタル大辞泉 「人工放射線」の意味・読み・例文・類語

じんこう‐ほうしゃせん〔‐ハウシヤセン〕【人工放射線】

医療・学術研究・産業などを目的として人工的に発生させた放射線レントゲン写真CTスキャンなどの医療用X線装置や、原子炉加速器などの利用に伴って発生する。→自然放射線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の人工放射線の言及

【環境放射線】より

…すべての人間が程度の差こそあれ環境放射線に被曝(ひばく)しており,その被曝の個人管理は医療被曝や職業被曝に比し困難である。環境放射線はその線源に関して,自然放射線natural radiation,ならびに核実験,原子力発電所等核燃料サイクルおよびその他雑線源からの人工放射線artificial radiationがある。また,被曝様式と関連して,線源が人体外にある体外放射線と,放射性物質を体内に取り込むことによる体内放射線とがある。…

※「人工放射線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android