人手に掛ける(読み)ヒトデニカケル

デジタル大辞泉 「人手に掛ける」の意味・読み・例文・類語

人手ひとで・ける

他人に殺させる。
他人に養育させる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人手に掛ける」の意味・読み・例文・類語

ひとで【人手】 に 掛(か)ける

  1. 他人の手で殺傷させる。
    1. [初出の実例]「人手にかけまゐらせんより、同くは、直実が手にかけまゐらせて」(出典:平家物語(13C前)九)
  2. 他人の手で養育させる。他人にあずける。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android