人返しの法(読み)ひとがえしのほう

旺文社日本史事典 三訂版 「人返しの法」の解説

人返しの法
ひとがえしのほう

江戸後期,天保の改革の一環として老中水野忠邦が出した帰農令
人返し令ともいう。1843(天保14)年発令。農村の窮民が江戸に流入するのを禁じ,江戸に流入した農民も長年商売し妻子をもち江戸人別帳に記載された者以外は帰農させた。減少した農村人口の増大と貢租の増加をはかり,封建社会再建をめざしたが実効は少なかった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

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