仁田山紬(読み)ニタヤマツムギ

精選版 日本国語大辞典 「仁田山紬」の意味・読み・例文・類語

にたやま‐つむぎ【仁田山紬】

  1. 〘 名詞 〙 仁田山織の紬。木綿糸入りの紬で品質が劣るとされ、まがいの紬、また一般に、にせものの意で用いる。にたやまめんつむぎ。
    1. [初出の実例]「御小姓衆の羽織 但紬うらは丹田山紬」(出典:室町殿日記(1602頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む