仇草(読み)あだしぐさ

精選版 日本国語大辞典 「仇草」の意味・読み・例文・類語

あだし‐ぐさ【仇草】

  1. 〘 名詞 〙 害のもととなるもの。禍根
    1. [初出の実例]「ひとり留守寝(るすね)の床の内、〈略〉しんきしんきの空悋気(そらりんき)つひに我身のあだしぐさ」(出典浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android