禍根(読み)カコン

デジタル大辞泉 「禍根」の意味・読み・例文・類語

か‐こん〔クワ‐〕【禍根】

わざわいの起こるもと原因。「禍根を残す」「禍根を断つ」
[類語]災い災害災難被害禍害惨害惨禍災禍被災天変地異天災人災地変風害風水害冷害霜害雪害干害渇水旱魃水涸れ病虫害虫害煙害公害薬害災厄凶事舌禍筆禍試練危難国難水難水禍海難受難遭難罹災貧乏くじ馬鹿を見る弱り目にたたり目泣き面に蜂

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精選版 日本国語大辞典 「禍根」の意味・読み・例文・類語

か‐こんクヮ‥【禍根】

  1. 〘 名詞 〙 わざわいの生ずる原因や源(みなもと)禍源
    1. [初出の実例]「禍根他日生諸呂、不花中異姓王」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)三・漢高祖賞牡丹)
    2. 「争闘の禍根を絶ち得べければ」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    3. [その他の文献]〔漢書‐匈奴伝下〕

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普及版 字通 「禍根」の読み・字形・画数・意味

【禍根】か(くわ)こん

わざわいのもと。〔潜夫論断訟根は、早く斷せざれば、則ち或いは轉(うた)たせん。

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