今比叡(読み)いまひえ

精選版 日本国語大辞典 「今比叡」の意味・読み・例文・類語

いま‐ひえ【今比叡・今日吉】

  1. 京都市東山区にある新日吉神社のあたりをいう。永暦元年(一一六〇)後白河法皇が比叡山の日吉神社を勧請して法住寺離宮の鎮守神とした。いまひえい。
    1. [初出の実例]「新比叡(いまびゑ)、新熊野(いまぐまの)なんどもまぢかう勧請し奉り」(出典平家物語(13C前)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android