仏位(読み)ぶつい

精選版 日本国語大辞典 「仏位」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐い‥ヰ【仏位】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏の位。修行段階の最高位究極の悟りの境位。
    1. [初出の実例]「漸次修練不此身進入仏位、〈略〉故曰三密加持速疾顕」(出典:即身成仏義(823‐824頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android