仏降ろし(読み)ホトケオロシ

デジタル大辞泉 「仏降ろし」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐おろし【仏降ろし】

東北地方北部で、葬式ののち、巫女みこを頼んで死者の口寄せをすること。仏のみちあけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仏降ろし」の意味・わかりやすい解説

仏降ろし
ほとけおろし

忌中の間に行われる死者への供養一つ口寄せによって死者の霊を呼出し,生前の思いや心残りを述べるのを聞く。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android