死者の出た場合、その一家の者、身近の者は死者が安らかな往生を遂げられるよう、精進してもっぱら死者の供養に勤めるべきものであり、神祭りや祝い事その他世の常の煩わしい仕事にかかわることを慎しむべきものとされるが、その慎しみの期間が忌中である。その期間は49日間とされるが、そういう長期の慎みに耐えられず、だんだんと縮小され、35日、7日、3日と縮まり、ついには葬式の当日葬儀が終わると、関係者を招いて生臭物の供応をして、忌明けの儀礼を行うものも少なくない。忌中にはしばしば死者を葬った墓へ参り、また家の中で死者を祀(まつ)る荒棚に供養をする。よく各地で死者の霊は四十九日まで家の棟に留まっているといわれる。この忌明けのとき49の餅(もち)をつくり、寺へ持って行ったり、関係者一同で分けて食べたりする。それ以後死者の霊は寺へ行くとしている所もある。
[最上孝敬]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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