仕掛者(読み)しかけもの

精選版 日本国語大辞典 「仕掛者」の意味・読み・例文・類語

しかけ‐もの【仕掛者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はかりごとをめぐらす者。たくらみをする人。
    1. [初出の実例]「近年の仕懸物也丹土売 知れぬ事じゃぞ果報引出す」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三七)
  3. 色仕掛で男をたぶらかし、金をまきあげる女。仕掛女。
    1. [初出の実例]「又同じ姿にて、各別の仕掛(シカケ)ものあり。しゃれたる女を成程手またく作りて物とりの腰本」(出典浮世草子西鶴織留(1694)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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