他山の石以て玉を攻むべし(読み)タザンノイシモッテタマヲオサムベシ

デジタル大辞泉 の解説

他山たざんいしもったまおさむべし

《「詩経小雅鶴鳴から》よその山から出た質の悪い石でも、自分の玉を磨くのに役立てることができる。転じて、他人の誤った言行でも、自分の修養の助けとなるということ。→他山の石補説

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

たざん【他山】 の 石以(もっ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし

  1. ( 「詩経‐小雅・鶴鳴」の「他山之石可以攻一レ玉」による ) よその山から出た粗悪な石でも、自分の玉をみがくのに役だてることができる。転じて、人の誤った言行も自分の修養の助けにできる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android