他山の石以て玉を攻むべし(読み)タザンノイシモッテタマヲオサムベシ

精選版 日本国語大辞典 の解説

たざん【他山】 の 石以(もっ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし

  1. ( 「詩経‐小雅・鶴鳴」の「他山之石可以攻一レ玉」による ) よその山から出た粗悪な石でも、自分の玉をみがくのに役だてることができる。転じて、人の誤った言行も自分の修養の助けにできる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む