他山の石以て玉を攻むべし(読み)タザンノイシモッテタマヲオサムベシ

デジタル大辞泉 の解説

他山たざんいしもったまおさむべし

《「詩経小雅鶴鳴から》よその山から出た質の悪い石でも、自分の玉を磨くのに役立てることができる。転じて、他人の誤った言行でも、自分の修養の助けとなるということ。→他山の石補説

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精選版 日本国語大辞典 の解説

たざん【他山】 の 石以(もっ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし

  1. ( 「詩経‐小雅・鶴鳴」の「他山之石可以攻一レ玉」による ) よその山から出た粗悪な石でも、自分の玉をみがくのに役だてることができる。転じて、人の誤った言行も自分の修養の助けにできる。

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