他阿(読み)タア

デジタル大辞泉 「他阿」の意味・読み・例文・類語

たあ【他阿】

[1237~1319]鎌倉中期の時宗の僧。法号真教房蓮阿、のち他阿弥陀仏。一遍と教化事業を進め、二祖遊行ゆぎょう上人ともよばれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の他阿の言及

【一遍上人絵伝】より

…諸本のうちこの聖戒本の系統は少ない。これに対し,宗俊(一遍の門弟,あるいは2祖他阿の弟子)が編纂した《一遍上人縁起絵》10巻本(宗俊本)は,第5巻以降を他阿真教の伝記にあて,時宗教団の目的にいっそう合致したためか,この系統のものが多く制作された。その第1伝本は伝わらないが,金蓮寺本(1307作,ただし現存するのは転写本),真光寺本(1323作),金台寺本,清浄光寺本(1911焼失)などがあり,これらは《遊行上人縁起絵》とも呼ばれている。…

※「他阿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む