法号(読み)ホウゴウ

デジタル大辞泉 「法号」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ごう〔ホフガウ〕【法号】

仏門に入った者に授けられる名。法名
僧が死者におくる名。戒名。法名。

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精選版 日本国語大辞典 「法号」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ごうホフガウ【法号】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 出家したとき、師が授ける名前。出家した人の本名。法名。法諱。戒名。
    1. [初出の実例]「大唐国開元朝、大三蔵婆羅門国王子、法号善无畏」(出典:拾遺往生伝(1111頃)上)
    2. [その他の文献]〔謝小娥伝〕
  3. 僧が死者につける法名。戒名。
    1. [初出の実例]「御母君御逝去有之〈略〉即御法号を勝智院殿従一位万山性寿大禅定尼と称し奉りぬ」(出典:応仁前記(1711)上)
  4. 仏殿仏寺などの名。
    1. [初出の実例]「以顕頼、御願寺法号勘文五通被殿下」(出典:中右記‐長承元年(1132)二月二六日)

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