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真教 シンキョウ

デジタル大辞泉の解説

しんきょう〔シンケウ〕【真教】

鎌倉時代の僧、他阿(たあ)のこと。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

真教 しんきょう

1237-1319 鎌倉時代の僧。
嘉禎(かてい)3年生まれ。時宗豊後(ぶんご)(大分県)で一遍に帰依し,師に随伴して全国を遊行。一遍の没後,2代遊行上人をつぎ,北陸・関東を中心に布教。京都七条道場金光寺,相模(さがみ)無量光寺など各地に道場・寺院をたて,時宗教団の確立につとめた。和歌にすぐれた。文保(ぶんぽ)3年1月27日死去。83歳。号は他阿,他阿弥陀仏(初代)。通称は遊行上人。著作に「他阿上人法語」,歌集に「大鏡集」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんきょう【真教】

1237‐1319(嘉禎3‐元応1)
鎌倉時代の時宗の僧で,遊行上人第2世。他阿弥陀仏と称した。出身は不明。1276年(建治2)北九州において無名時代の一遍智真の門に入り,その遊行回国につき従った。89年(正応2)一遍の没に伴い,人びとに推されて後継者となり,さらに16年間の遊行を続けた。この間,寺,道場の建立や信者の獲得,組織の整備に努め,時宗教団の確立に大いに貢献した。その活動地域はおもに関東,中部,北陸であった。1304年(嘉元2)相模国当麻に無量光寺を創建してここに止住した。

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大辞林 第三版の解説

しんきょう【真教】

1237~1319) 鎌倉時代の僧。時宗第二祖。別名、心阿。号は他阿弥陀仏。京都の人。兵庫の真光寺を大道場にし、京都に金光寺、藤沢に無量寺を建て、また宗規を定めるなど、宗門の基礎をかためた。

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世界大百科事典内の真教の言及

【時宗】より

…一遍は,寺を建てたり新しい宗派を開いたりする意志を持たなかったが,その教えに接した人々は全国のさまざまな階層に及び,各地で活動を続けた。一遍の死後,あとを受けついだ他阿弥陀仏(他阿)真教は,各地に寺を建てて教団の組織化につとめた。一遍と真教の活動は,《一遍聖絵》《遊行上人縁起絵》などによって伝えられている。…

【無量光寺】より

…本尊一遍上人像。1304年(嘉元2)遊行上人第2世他阿真教の創建と伝えるが,03年真教が金光院を無量光寺と改め独住したともいう。当寺は相模と甲斐・武蔵を結ぶ交通の要衝に位置し,時宗の開祖一遍もこの地を巡錫したと伝える。…

※「真教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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