付き無し(読み)ツキナシ

デジタル大辞泉 「付き無し」の意味・読み・例文・類語

つき‐な・し【付き無し】

[形ク]
不案内なさま。どうしていいかわからない。
「逢ふ事の今ははつかになりぬれば夜ふかからでは―・かりけり」〈古今雑体
不似合いであるさま。ふさわしくない。
「もとよりかかるありきに―・き身なればにや」〈和泉式部日記
不愉快であるさま。心に添わない。気にくわない。
「いかにかく籠りおはします。―・くも思ほさるらむ」〈宇津保嵯峨院

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む