…前代まで貴重品であった紙の一般的利用と,そろばんの普及による筆算能力の進歩,計算意識の上昇などがその基底に存したと思われる。資本蓄積が未成熟であった早い時期には中小の商家の帳簿は当座帳,万覚(よろずおぼえ)帳,付込帳などと呼ばれた備忘的な単一帳簿であったと思われるが,経営の拡大に伴い記帳事項が複雑化するにつれて,上記の原始記録から整理記録としての仕訳簿が作成されるようになった。 江戸時代の商家で作成された帳簿の種類は業種・業態の違いや経営規模の大小によって千差万別である。…
※「付込帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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