付鴨居(読み)つけかもい

精選版 日本国語大辞典 「付鴨居」の意味・読み・例文・類語

つけ‐かもい‥かもゐ【付鴨居】

  1. 〘 名詞 〙 座敷などの塗り壁の面にとりつけた装飾的な鴨居
    1. [初出の実例]「今つけ鴨居の上に只一枚の板を横にわたして」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の付鴨居の言及

【鴨居】より

…雨戸などを建てる一本溝のものは一筋鴨居という。また,鴨居と同じ高さにあって開き戸や開放の開口部に取り付けた溝のない横木は無目鴨居(むめがもい),開口部に続く壁面に鴨居に合わせて取り付ける化粧材を付鴨居(つけがもい)という。【浜島 正士】。…

※「付鴨居」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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