仙山トンネル(読み)せんざんとんねる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「仙山トンネル」の意味・わかりやすい解説

仙山トンネル
せんざんとんねる

宮城・山形県境、仙山線奥新川(おくにっかわ)―面白山(おもしろやま)高原間の長さ5361メートルの単線鉄道トンネル。1935年(昭和10)着工、1937年開通し、作並(さくなみ)―山寺間が電化された。県境の面白(おもしろ)山(1264メートル)の直下を貫いている。地質は古生層の閃緑(せんりょく)岩質片麻(へんま)岩が主体で、トンネル工事に適合する良好な岩石のため、底設導坑の掘進スピードは1日平均5メートル程度を記録した。昭和初期のトンネル工事としては急速掘進のトンネルとして知られる。

藤井 浩]

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