代を過ごす(読み)よをすごす

精選版 日本国語大辞典 「代を過ごす」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 を=過(す)ごす[=過(す)ぐす・過(す)ぎる]

  1. この世をおくる。暮らしていく。世を渡る。
    1. [初出の実例]「ただうち遊びてあかしくらせば、ここにてよをすぐさむと思ひて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
    2. 「此十二三年も、同じ偽(うそ)にて世を過(スグ)る女もあり」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む